クラウドファンディングには、沖縄発の「Pocket Funding(ポケットファンディング)」があります。
1万円から少額投資でき、沖縄の軍用地を担保にしたファンドや地方創生などに少額投資できることが特徴です。
検討しているけど、ポケットファンディングが信用できるかどうか、疑問を感じられている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「口コミはメリットばかり強調され、重要な『運営会社に関する情報』が少ない」と感じられている方も多いと思います。
そこで、ポケットファンディングの運営会社の経営者や企業状況も調べた上で、その「デメリット」や「向いていない人」、「投資する場合の注意点」を考察します。
利用を検討されている方は勿論、投資中の方にとっても、役立つ情報ですので、是非参考にしてみてください。
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ポケットファンディングの主な特徴・メリット
ポケットファンディングの主な特徴・メリットです。
それぞれ解説していきます。
最低1万円から投資できる
ポケットファンディングは、1万円から投資できます。
他社のクラウドファンディングでは、少額投資でも、5万円や10万円が多いです。
ポケットファンディングでは、とても少額から投資が可能です。
ポケットファンディングの利回りは、現状は5%前後のものが中心です。
それよりも低いものや、高いものもあります。
クラウドファンディングの利回りとしては、平均か、若干高めの水準だと考えられます。
ファンドが多いので、応募しやすい
ポケットファンディングの大きな特徴の一つは、ファンドが多いことが挙げられます。
現状、月に5件~10件のファンドが募集されています。
他社のクラウドファンディングでは、月に0~1件の場合もあります。
少ないファンドに応募数が殺到し、当選せず、投資できない場合があります。
ポケットファンディングでは、ファンドが多いので、応募したとき、投資できる可能性が高いのが特徴です。
(※今後、人気が高まると、応募者数が増える可能性がありますので、注意が必要です。)
短期や長期など、自分の投資スタイルに合わせて投資できる
ポケットファンディングでは、ファンド数が多いのに加え、運用期間が3ヶ月のファンドもあれば、12ヶ月や24ヶ月のファンドもあります。
自身の資金状況や投資スタイルやに合わせて、長期間や短期間のファンドを選ぶことができます。
長期投資の | メリットとデメリット短期投資のメリットと、 | デメリット
---|---|
長い期間に渡って、利回りを得られる 良い条件のファンドに投資できれば、長い期間に渡って、高利回りが得られる 現金が戻ってくるまでに相当の時間がかかるので、家庭状況や市況、運営会社などに懸念を感じても、長い期間を待つ必要がある | 現金が返却されるまでの期間が短いので、家庭状況や市況、運営会社などに懸念を感じたとき、投資を止めやすい 利回りが得られる期間が短く、「運用終了~現金返却~次に応募~運用開始」の期間は、利回りが得られない 良い条件のファンドに投資できたとしても、運用終了後に、次に良い条件のファンドがあるとは限らない |
そして、ファンドの種類も様々です。
担保物件として、沖縄の軍用地を担保にしたファンドから、沖縄の優良収益物件(アパート)や、東京などの首都圏の収益物件を担保にしたファンドがあります。
(ポケットファンディングは、投資対象が不動産ではなく、貸付事業(融資)になります。)
沖縄ならではの軍用地を担保にしたファンドがあることも、ポケットファンディングの大きな特徴です。
軍用地については、戦後一貫して上昇しており、下落したことはない土地であるとのことです。1
自身の投資スタイルや、リスク許容度に合わせて、投資先のファンドを選ぶことができます。
多くのファンド件数と、分配実績がある
ポケットファンディングでは、これまで、とても多くのファンドを募集し、それらの分配実績があります。
ポケットファンディングは2017年から開始され、貸付件数は累計880件を超え、貸付元本額は8億円以上になります。
貸付件数は、クラウドファンディングの中ではトップクラスです。
支払い済みの分配額は1.7億円を超えています。
また、債務不履行や遅延は一度も発生していません。
(情報は2023年12月時点)
2,400人以上の投資家が投資しており、40~50代が30~40%となっています。
地域別では、意外なことに、東京の投資家が一番多くて約450人、沖縄は約300人が登録しているとのことです。2
ポケットファンディングの実績一覧は、ウェブサイトで日々更新されています。
リスクを軽減するための対策がある
ポケットファンディングは、1995年創業の企業グループによって手掛けられたサービスです。
運営企業の企業グループは、不動産事業や不動産ファイナンス事業を展開しており、不動産の評価や管理などのノウハウがあります。2
また、先に述べた通り、軍用地を担保するなど、手堅い融資先を選定するなど、リスク軽減が考慮されています。
一般的に不動産担保の投資案件の融資枠は、担保評価額の80%で設定されることが多いとのことです。
一方のポケットファンディングでは、原則は70%という手堅い設定にして、万が一のリスクを抑える仕組みを採用しています。4
具体的な内容は、各ファンドの詳細に掲載されていますので、投資される際は、要チェックポイントです。
沖縄に貢献する投資もできる
沖縄県は所得水準が、日本全国でもワーストの地域です。
離島であることや、これまでの歴史の経緯からも、様々な事情があります。
沖縄県は経済活性化に取り組んでおり、観光客の増加や、富裕層向けプロモーション事業等も推進されています。
地価の上昇も続いており、2023年には、沖縄の基準地価の上昇率が4.9%とトップになりました。5
全国平均は1.0%であるため、高い水準です。
運営会社には「沖縄全体の底上げに貢献したい」という想いがあり、今後も投資家目線で沖縄中心の事業を展開すると述べられています。
沖縄ファンにとっても、沖縄に貢献する投資を選ぶことが出来ます。
ポケットファンディングの運営会社は信用できる?
クラウドファンディングを利用する上で、サービス運営会社の信頼性は非常に重要です。
ここからは、ポケットファンディングを運営する、ソーシャルバンクZAIZEN株式会社の特徴や経歴を確認します。
運営会社「ソーシャルバンクZAIZEN」とは?
ポケットファンディングは、ソーシャルバンクZAIZENという企業が運営しています。
ソーシャルバンクZAIZENは2012年に設立され、沖縄県浦添市に本社があります。
従業員は5人の企業です。
ポケットファンディングのほか、X(旧Twitter)やFacebookでも情報発信されています。
X(旧Twitter)
https://twitter.com/PocketFunding
Facebook
https://www.facebook.com/Pocket.Funding
ソーシャルバンクZAIZENは、沖縄に本社がある財全GROUPのグループ会社です。
財全GROUPについても、詳しく見ていきます。
財全GROUPとは?
財全GROUPは、7社のグループ会社があり、沖縄に本社がある企業です。
不動産、金融、環境・エコなどの事業を展開している企業グループです。
ソーシャルバンクZAIZENの名前も、この「財全」由来と考えられます。
財全GROUPは、池田盛作氏が社長を務めています。
池田盛作氏は、ソーシャルバンクZAIZENの出資者であり、経営者の一人(非常勤取締役)でもあります。
2019年の情報によると、ソーシャルバンクZAIZENの大株主の一人とあり、現在も大株主である可能性があります。
ポケットファンディングや、ソーシャルバンクZAIZENにおいて、池田盛作氏は極めて重要な人物であると考えられます。
池田盛作氏とは?
池田盛作氏は、沖縄生まれであり、不動産会社を経験した後、財全GROUPを設立して、事業を拡大させた人物です。
企業と企業とをつなぐ事業や、中小企業のサポートにも取り組んでいます。
- 1967年
-
沖縄県に生まれる
- 大学卒業後
-
マンション販売会社で営業として働く
- ―
-
建設業を営む父親の事業失敗を機に、家業の経営に携わる
- ―
-
大手不動産会社で不動産・アパートの管理物件の営業として働く
- 1995年
-
27歳のとき、貸金事業で独立する
(後の財全GROUPの前身) - 2011年
-
財全GROUPを設立
池田盛作氏の顔や想いについては、ウェブページやインタビュー記事で確認できます。
Youtubeでは、直の声を聴くことも出来ます。
https://hubokinawa.jp/archives/7499
知念太郞の“ゆいま~る 沖縄”第48回~
https://www.youtube.com/watch?v=T9H6SZKI0Yw
財全GROUP 代表挨拶
https://zaizen-group.co.jp/greeting/
ビジネスアシストとは?
ソーシャルバンクZAIZENの関連会社として、ビジネスアシストという会社があります。
ビジネスアシストは、2009年に設立された会社で、沖縄に本社があります。
ファクタリング事業(入金前の売掛債権を現金化)や、不動産担保貸付を展開しています。
ファクタリング事業は、医療機関や介護施設、調剤薬局の診療報酬・介護給付金・調剤報酬、障がい福祉施設や児童デイサービスの自立支援給付金や障害児給付費を対象にしています。
代表取締役には、菅沼信一氏と池田盛作氏の2名の名前があります。
こちらも、池田盛作氏と関係性のある企業であることがわかります。
https://business-assist.co.jp/company/
ジェイホールディングス(JHD)との関係は?
JHDとの資本業務提携
2019年3月に、ジェイホールディングス(JHD)が、ソーシャルバンクZAIZENと資本業務提携契約を締結すると発表されました。
JHDは東証に上場している有名な企業であり、様々なメディアにも取り上げられました。
資本業務提携により、JHDが、ソーシャルバンクZAIZENの議決権割合の8%を取得することになりました。
ソーシャルバンクZAIZENにとっては、首都圏への進出の足がかりとなると述べられています。
将来的にJHDの不動産事業において、ソーシャルバンクZAIZENがソーシャルレンディングを主とした資金調達手段を提供することも構想されていました。
株式の譲渡
しかし、1年も経たない、2019年11月、JHDは、ソーシャルバンクZAIZENの株式を、「池田盛作氏」へ譲渡し、議決権も無くなっています。
一体何があったのでしょうか。
JHDの発表では、「株式の保有がなくとも業務提携関係に支障がないものと判断」とあります。
しかし、JHDはこの後、不動産事業を営むJHDグループ会社の会計不正が発覚したり、起訴されたりと、問題が起きており、JHDの社内に問題が生じていたとも考えられます。
JHDは、2020年に不動産事業を営むグループ会社を譲渡し、不動産事業から撤退しています。
なお、状況は変化したものの、現在、ポケットファンディングでは、首都圏のファンドも提供しています。
ソーシャルバンクZAIZENの財務情報はある?
ソーシャルバンクZAIZENの最新の収支・財務情報は確認できませんでした。
ソーシャルバンクZAIZENのグループ母体である、財全GROUPについては、インターネット上で一部確認できます。
2022年3月期 | |
純利益 | 約918万円 |
総資産 | 約13億2936万円 |
利益剰余金 | 約4億2944万円 |
売上の情報は確認できませんが、純利益は約900万円であり、特に多い金額ではありまん。
ただし、非上場企業であり、グループ会社との資本関係が確認できない以上、利益の大小は参考になりにくい情報です。
総資産とは、現金や不動産の評価額などの、会社資産の総額です。
財全GROUPは、2022年に約13億円もの資産を保有しています。
利益剰余金は、会社の利益などから、社内へ積み立てているお金のことです。
利益剰余金は、財務上、多いに越したことはありません。
財全GROUPは2022年に約4億円もの利益剰余金があります。
ソーシャルバンクZAIZENの経営者はどんな人?
ソーシャルバンクZAIZENの社長(代表取締役)は、浦崎直壮氏です。
浦崎直壮氏は、地元銀行で約10年、ソニー生命で18年務め、財全GROUPに入社した人物です。
なお、2022年頃には、財全GROUPの代表取締役には、浦崎直壮氏の名前がありました。8
- 1967年
-
沖縄県に生まれる
- 社会人
-
沖縄県内の金融機関に務める
個人・法人への融資開拓に従事 - 2001年
-
ソニー生命保険に務める
保険設計・資産形成の提案業務や、営業所長業務も経験 - 2018年
-
ソーシャルバンクZAIZEN株式会社に入社
代表取締役に就任
(2022年頃には、財全GROUP 代表取締役という情報もあり)
浦崎直壮氏の顔、生声や想いは、Youtubeやウェブサイトから確認できます。
https://gokuraku.io/library/interview_pocket-funding/
知念太郞の“ゆいま~る 沖縄”第96回 (財全GROUP代表のとき)
https://www.youtube.com/watch?v=WHmjUsVdpew
なお、浦崎直壮氏の前の社長としては、松森敦氏や、宮城左門氏の名前がありました。
そのとき、浦崎直壮氏は、取締役を務めていたようです。
社長交代の理由は掲載されていません。
どちらにせよ、社長交代に関わらず、財全GROUPの池田盛作氏が一貫してキーパソンであると考えられます。
東京・横浜を中心に不動産・飲食等を19年以上経営。
その後その采配を買われ経営コンサルタントとしても活躍。
震災を機にマレーシアに移住し日本の富裕層向けに資産構築コンサルタント会社を運営。
出典:セミナーズ9
東京の大学卒業後、イギリスの投資銀行に入行。
その後、外資系企業で法人営業や投資業務、ファンド組成。
出典:沖縄県産業振興公社10
ポケットファンドを止めたほうがいい人は?
ポケットファンドでは、短期間や長期間のファンドに投資でき、投資スタイルによって選ぶことができます。
一方で、ポケットファンドの投資が向いていないケースもあります。
ポケットファンドのデメリットも交えながら解説します。
リスクをより軽減したい人
ポケットファンドでは、リスクを軽減する対策がありました。
また、短期間のファンドを選べば、短期間で現金を回収できます。
短期間であれば、期間という観点では、リスクは少ないと考えられます。
一方で、リスクを考えるには、運営会社の信用度が重要です。
運営会社は、不動産やファイナンス事業を長年営んでいる、企業グループの一員であることがわかりました。
また、SNSなどのメディアを通して、情報を発信しています。
一方で、上場企業ではないため、詳細な財務状況までは開示はされていません。
サービス開始後、代表が少なくとも2名交代していることや、交代したときのニュースリリースがないのも事実です。
そのため、運営会社の情報不足を心配される方にとっては、財務情報や内部情報を発信している、クラウドファンディングを選ぶことが望ましいです。
例えば、上場している企業のクラウドファンディングを選ぶという方法があります。
運営会社のメッセージや、投資内容に疑問を感じる人
お金を預ける相手については、自分が納得して投資する必要があります。
クラウドファンディングでは、運営会社にお金を預け、運用してもらうスタイルの投資です。
投資家が投資したお金は、ファンドを通じて、何かしらの事業運営に活用されます。
そのため、運営会社・社長が発信しているメッセージや、ファンドの目的・内容について、疑問を感じる方は、そのクラウドファンディングを利用しない方が良い場合があります。
ポケットファンドでは、運営会社の社長がウェブを通して、想いを語っています。
https://gokuraku.io/library/interview_pocket-funding/
直ぐに投資したい人
ポケットファンドでは、募集されるファンドの数が比較的多く、投資しやすい点はメリットです。
一方、今後、人気が高まると、応募が殺到して、投資できない可能性もあります。
直ぐに投資したい方にとっては、別のクラウドファンディングにも登録しておくことが考えられます。
もっと利回りが高い投資をしたい人
ポケットファンドでは、分配率が約5%前後のファンドが多いようです。
ファンド内容やリスクによっては、3%というファンドもあります。
数%の利回りでは物足りなく、さらに高い利回りを得たいという方もいらっしゃると思います。
そのような場合には、別の運営会社のクラウドファンディングへの投資を組み合わせることが考えられます。
または、株式投資などの別のリスクの高い投資を選ぶのも一つです。
ポケットファンドの投資で注意すべきこと
「向いていいない人」で述べたデメリットを踏まえ、投資する際に注意すべきことをまとめました。
ファンドの債務不履行や遅延の状況
もしも、いずれかのファンドの債務不履行や遅延が起きた場合、何らかの問題が生じている可能性があります。
そのため、投資していない他案件においても、遅延が生じていないかをチェックすることが大切です。
ポケットファンドでは、「実績一覧」から、債務不履行の貸付件数を確認できます。
不動産市場の状況や、沖縄の状況変化
日本の不動産の市況が悪化してしまうと、将来的に、元本毀損が起こる可能性があります。
対象は、貸付事業(融資)なので、不動産とは関係ないように思えますが、貸付先が不動産事業を営む法人等の場合があります。
さらに、多くのファンドでは、担保が不動産になることが多いため、不動産の市況と関係しています。
※不動産クラウドファンディングとは異なりますので、貸付先によっては、不動産とは関係無い場合や、一般的な不動産の市況とは異なる場合があります。
市況を確認する方法として、日本経済新聞などのニュースや、国交省の情報から市況を確認する手段があります。
また、沖縄のファンドの場合には、沖縄の状況変化にも目を配る必要があります。
沖縄の不動産に影響を与えそうな、観光業の状況や、沖縄の経済に影響を与える情勢の変化について、確認することが大切です。
運営会社の状況
運営会社の社長は顔出しており、Youtube等でも声を聴くことができます。
一方で、外部からは、内部の詳しい動向はわかりません。
内部の動向を確認する一つの方法には、社長などの経営者の交代を確認する方法があります。
ソーシャルバンクZAIZENでは、これまで代表の交代がありましたが、ニュースリーリースは無いようです。
最新の社長の確認は、ポケットファンディングや、ソーシャルバンクZAIZENのウェブページで確認することができます。
また、ソーシャルバンクZAIZENは、財全GROUPのグループ会社であるため、財全GROUPの社長の交代も要チェックです。
財全GROUPの社長が大株主でキーパーソンと考えられるため、ソーシャルバンクZAIZENの社長の交代よりも、こちらの確認の方が重要かもしれません。
財務状況の確認
現状、ソーシャルバンクZAIZENの財務状況は、簡単に確認する方法はありません。
ですが、財全GROUPの財務状況については、官報を掲載しているウェブサイトから確認できます。
決算情報の簡単な検索方法は、「財全GROUP 売上」とキーワード検索することです。
売上や利益を掲示しているウェブサイトが見つかります。
総資産や利益剰余金に大きな変化があったときは、何らかの状況変化が生じている場合があります。
ポケットファンディングの投資前に知っておくべき情報
ポケットファンディングの投資前に知っておくべき情報について紹介します。
ポケットファンディング固有のものから、クラウドファンディング全般のものまでをまとめました。
登録までにどれぐらいかかる?
登録は数日以上かかります。
日数は明示されておらず、ハガキでの本人確認が必要なため、タイミングによっては1週間以上かかる可能性があります。
また、投資するには、投資資金を振込して、マイページに反映されるまで時間を要します。
原則、営業時間内に1日4回の入金処理がされていますが、反映までに時間を要する場合があるようです。
そのため、余裕を持って登録することが望ましいです。
元本は保証されている?
投資であるため、出資金の元本や分配金の利回りは保証されていません。
出資持分法により、出資金元本の保証は禁止されています。
もしも、デフォルトを回避できない場合、投資家の資金の保全と回収を図る行動をソーシャルバンクZAIZENが全力で行うと述べられています。11
第三者へ出資持分の譲渡はできる?
匿名組合出資持分の譲渡はできないとされています。
確定申告は必要?
確定申告は原則必要ですが、本業以外から得た収入が多くなければ、確定申告は不要になります。
クラウドファンディングで得た利益(分配金)は「雑所得」になります。
雑所得とは、給与所得・退職所得以外であり、分配金のほか、ネットショップの収入やFX取引の収入などが該当します。
「雑所得」の合計が20万円を超えるときには、確定申告が必要になります。
「雑所得」の合計が20万円以下のときは、確定申告は原則不要になります。
※個人の事情によって異なる場合があるため、詳細は税務署または税理士等に確認が推奨されます。
確定申告に必要な「取引残高報告書・年間取引報告書」は、マイページから確認することができます。
投資は副業?
副業は明確な定義はありませんが、総務省は「副業」について「主な仕事以外に就平成29年就業構造基本調査 用語の解説いている仕事」と定義しています。
クラウドファンディングは資産形成であり、仕事ではないため、通常、副業には当たりません。
投資していると会社にバレる?
副業でもなく、会社に申告は不要ですので、会社にバレることはありません。
バレる可能性としては、分配金を得て確定申告をした後、収入に応じて住民税が発生するため、住民税が高額になると、「何らかの収入を得ている」ことが会社の経理に認識される可能性があります。
確定申告の際に住民税の徴収方法を選択しますが、「特別徴収」を選ぶと、会社に住民税額の通知が入ります。
収入があることを会社に知られたくない場合には、確定申告時の際には、住民税の徴収方法で「普通徴収」を選択する必要があります
法人口座の登録はできる
可能とされています。
税金面で節税効果を出せる場合があります。
法人口座開設の手順は、通常の「新規口座開設画面」から、口座タイプで法人口座を選択します。
ポケットファンディングの登録方法
登録方法は、メールアドレスを入力し、本人確認情報を入力することで、手続きを進めることができます。
その後、ハガキで本人確認をして、入金後、投資を開始できます。
詳細は、ポケットファンディングからご確認ください。
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注釈
- HUB沖縄
https://hubokinawa.jp - SmallSun
https://www.youtube.com/@SmallSun_youtube - X(旧Twitter)
https://twitter.com/PocketFunding - Facebook
https://www.facebook.com/Pocket.Funding - 財全GROUP
https://zaizen-group.co.jp - ソーシャルバンクZAIZEN
https://socialbank.ryukyu - ポケットファンディング
https://pocket-funding.jp
- 沖縄の軍用地投資の魅力
https://socialbank.ryukyu/investment/gunyouchi/ ↩︎ - 「Pocket Funding(ポケットファンディング)」・浦崎直壮氏インタビュー
https://gokuraku.io/library/interview_pocket-funding/ ↩︎ - 「Pocket Funding(ポケットファンディング)」・浦崎直壮氏インタビュー
https://gokuraku.io/library/interview_pocket-funding/ ↩︎ - 財全GROUP クラウドファンディング
https://zaizen-group.co.jp/crowdfunding/ ↩︎ - 沖縄「地価バブル期超え」エリア続出の潜在力
https://toyokeizai.net/articles/-/712431 ↩︎ - HUB沖縄https://hubokinawa.jp/archives/7499 ↩︎
- 官報決算データベース
https://catr.jp/ ↩︎ - 「株式会社 財全GROUP 代表取締役 浦崎 直壮氏」知念太郞の“ゆいま~る 沖縄”第96回
https://www.youtube.com/watch?v=WHmjUsVdpew ↩︎ - セミナーズ
https://seminars.jp/hosts/14634 ↩︎ - 沖縄県産業振興公社
https://okinawa-ric.jp/specialist/post-475.html ↩︎ - ポケットファンド よくある質問
https://pocket-funding.jp/faq/detail/16 ↩︎