上場会社が運営/関係するクラウドファンディングを紹介します。
不動産クラウドファンディングでは、お金を運営会社に預けることになるため、運営会社の信用度は重要です。
運営会社が破綻してしまうと、元本を既存するリスクがあります。
投資から安定した利回りを得るためには、運営会社の目利き力や適切な運営力が重要になります。
クラウドファンディングを選ぶ上では、これらを備えた上場会社が運営するクラウドファンディングを選ぶという方法があります。
上場会社であるということは、信用度があります。
上場会社は株主に対して、会社状況を定期的に報告する必要があり、誰でも会社の状況を詳しく確認できます。
特に、東京証券取引所に上場している企業は、上場を維持する上で厳しいルールに従う必要があります。
そのため、非上場企業と比べて、会社が開示する情報の信用度があります。
ここでは、上場企業やそのグループ会社が運営または関係する、クラウドファンディングを紹介します。
大家どっとこむ – 不動産クラウドファンディング
大家どっとこむは、株式会社グローベルスが運営する、1万円から投資できる不動産クラウドファンディングです。
グローベルスは、戸建住宅・分譲マンションや商業施設等の開発を手掛ける総合不動産デベロッパーです。
グローベルスは、上場企業「Jトラスト」のグループ会社です。
Jトラストは、信用保証や債権回収、証券業、クレジットカード事業、銀行業、不動産業を展開している総合金融グループです。
Jトラストは、東証市場に上場している企業です。
経営においても黒字経営を続けています。
会社の経歴も詳しく掲載しています。
J.LENDING – 融資型クラウドファンディング
「J.LENDING」は、最低金額50万円からの融資型クラウドファンディングです。
上場企業「JALCO(ジャルコ)ホールディングス」のグループ会社「ジャルコ」が運営しています。
JALCOホールディングスとは、「ジャルコ」を中核とする持株会社(ホールディングス)です。
JALCOホールディングスは、不動産売買や賃貸、M&Aコンサルティング、ファイナンス、中古遊技機や設備機器販売を手掛けています。
JALCOホールディングスは、東証市場に上場している企業です。
経営においても黒字経営を続けています。
JALCOホールディングスの経歴や経営者についても詳しく掲載しています。
CREAL – 不動産クラウドファンディング
「CREAL」は、1万円から始められる不動産クラウドファンディングです。
上場企業「クリアル株式会社」が運営しています。
クリアル株式会社は、不動産クラウドファンディング事業をメインの事業とする会社です。
クリアルは、東証市場に上場している企業です。
経営においても黒字経営を続けています。
CREALの経歴や経営者についても掲載しています。
イークラウド – 株式投資型クラウドファンディング
「イークラウド」は、10万円から始められる、株式投資型のクラウドファンディングです。
「イークラウド株式会社」という企業が運営しています。
イークラウド株式会社は、株式投資型クラウドファンディング事業をメインの事業とする会社です。
イークラウド株式会社は上場会社ではありませんが、上場企業のグループ会社や関係者が株主です。
株主ということは、経営にも関与しています。
イークラウドは、ベンチャーキャピタル「XTech株式会社」という企業によって設立され、約48%の議決権を持ちます。
「XTech株式会社」の創業者・代表は、上場会社「エキサイト」の社長の西條晋一氏です
そして、Fintertech株式会社という会社が約34%の議決権を持ちます。
Fintertech株式会社は、上場会社である「大和証券グループ」と「クレディセゾン」が株主のフィンテック会社です。
さらに、上場会社である「セレス」が約9%の議決権を持ちます。
※情報は2023年度時点
イークラウドの経歴や経営者についても掲載しています。
SOLMINA(ソルミナ)- 再生可能エネルギーのクラウドファンディング
「SOLMINA(ソルミナ)」は、1万円から始められる、再生エネルギー投資型のクラウドファンディングです。
「ソーシャルファイナンス株式会社」という企業が運営しています。
ソーシャルファイナンス株式会社は、主に再生エネルギー投資型のクラウドファンディングをメイン事業とする企業です。
「ソーシャルファイナンス株式会社」は、上場会社である「株式会社フィット」によって設立されました。
現在は、「株式会社フィット」の関連会社という位置付けです。
「株式会社フィット」が「ソーシャルファイナンス株式会社」の約27%の議決権を持ちます。
※情報は2023年度時点
SOLMINAに出資する企業の経歴や経営者についても掲載しています。
まとめ
上場企業が運営・関係するクラウドファンディングをいくつか紹介しました。
クラウドファンディングを選ぶ上で、上場企業が運営することは、安心度にも繋がります。
注意する点としては、どのような企業であっても、時代の変化によって、状況が変化する可能性はあります。
有名な大企業であっても、海外企業に買収されたり、危機に陥ることも有りえます。
上場グループ会社であっても、将来的には別会社へ譲渡される可能性もゼロでは有りません。
また、上場している会社であっても、やがて、状況が変化することもあります。
そのため、クラウドファンディングの運営企業の状況について、時々は確認することが望ましいでしょう。